足利市工芸会

矢印 展示部門  工芸

設立からのあゆみ
当会の設立以前のことに少々触れておくと、昭和25年に河合隆三・田村耕一両先生が中心となり工芸展が開かれました。当初は今は亡き黒田竹龍、小池金次郎、池田揆一、飯塚トリさんのほか荻野柳一氏が出品している程度で、旧信用金庫本店2階での開催でした。その後出品者も徐々に増え、地方芸術祭となって織姫公民館で開催されたこともあり、会の設立が望まれ昭和46年に河合隆三初代会長のもと結成されました。
その後、秋の芸術祭出品者の入会者が増加して、審査の基準も大変厳しくなり県内の同種の展覧会でも相当レベルの高いものとなってきました。
河合先生が90歳余でお亡くなりになられた後は、古くから参加して居られた人も殆ど変って新しい人達による会の運営が推進されてきました。最近では会員のレベルも非常に高くなり、東京の中央展や、世界各地で行われる展覧会、国民文化祭、県芸術祭等に入選、入賞するまでになりました。また現在、会員も70名余になり、多岐にわたる分野の人達が、和気あいあいとして、互いに技術向上のため語り合ったり教え合ったりして雰囲気は非常に良い状態です。親睦を兼ねた研修旅行の実施により各地の美術館や博物館、他分野の観賞等を行い心技の研鑽にも努めています。今後は、若手技術者が多く出るように会員相互が協力し、県内は勿論、国内でも傑出した会になる様より一層の努力をしたいと思います。
過ぎて見ればアッという間の年月です。これまでは種蒔きからその育成にかけた感がありますが、これからは良い実を結ぶ様精進したいと思います。
近年の活動
昭和61年 市川竹穂氏が足利市民文化賞を受賞
平成11年 市川竹穂氏が栃木県文化振興功労者として表彰
平成13年 安藤重雄氏が足利市民文化賞を受賞
第26回文化振興懇談会にて市川竹穂氏が意見発表(市民会館)
平成15年 市民文化祭工芸部門で、河合隆三記念賞を設け、1名受賞
平成16年 足利文化協会30周年記念足利市工芸会特別賞を設け、5名受賞
足利文化協会設立30周年記念功労者として関沼晃邦氏が表彰される
平成17年 レザーカービング教室、革工芸教室、彫刻shindo工房、陶芸クラブ等傘下グループが活動
平成18年 当会の35周年記念工芸展を開催、亡き先達の作品も多数展示する
平成19年 市民文化祭工芸展での出品者87名、出品数107点、観客数500名を数える
平成20年 傘下グループ展として革工芸展(活き街工房)、まほろば彫刻展(友愛会館ギャラリー)等を実施
平成21年 刺繍展(市民会館別館)、永瀬菊代とグループ「ティータイム」展等を実施
平成22年 足利文化協会35周年記念功労者として菊地一雄氏ら2名が表彰される
平成23年 第13回両毛五市美術展が本市当番として開催、工芸・彫塑が加わる(足利市立美術館)
平成25年 エミュ押し花作品展(コムファースト)
平成26年 足利文化協会40周年記念功労者として鶴貝盈巴氏が表彰される
平成27年 文化協会チャリティーのつどいにて工芸部門より出品者11名、出品点数295点、販売点数187点
平成28年 市民文化祭工芸展での出品者74名、出品数83点、観客数450名を数える
平成29年 市民文化祭工芸展 文化祭賞を薗田俊子(革工芸)、工芸会会長賞を和木文子(押し花絵)受賞
平成30年 栃木県芸術祭工芸部門にて相川隆行氏が準芸術祭賞を受賞
令和元年 久叡館コレクション展にて故河合隆三の作品展示

令和5年度活動計画(※令和5年4月現在 詳しくはお問い合わせください。)
10月 足利市民文化祭参加 工芸展開催
令和6年
1月  優種作品展、足利店参加

矢印 基本情報

団体名 足利市工芸会
代表者 菊地 一雄
電話番号 0284-41-3264
会員数 40名
設立年月日 昭和46年8月
備考