川柳織姫吟社 芽柳会

矢印 文芸等部門  文芸(川柳)

江戸中期に柄井川柳(からいせんりゅう)が選んだ句より刊行した「誹風柳多留」が人気となり、これ以降、川柳という名前が定着した。彼が最初の万句合を興行した場所の推定跡地(東京都台東区)に川柳発祥の地の碑がある。一時は寛政の改革にともなう検閲により、政治批判・博打・好色など風紀を乱すとされた句が削除されたこともあるが、町人文化を背景により盛んになった。戦中戦後は女流作家も登壇、現在は一般社団法人全日本川柳協会のもと大会や句会を中心に娯楽として普及している。

沿革
1952年1月に川柳織姫吟社を結成、毎月1回定例句会を開催し月刊川柳織姫を発行する。その後、1963年11月に川柳界の新人を発掘育成するため芽柳会を発足する。1970年1月から芽柳会が主流となり月刊川柳「芽柳」を発行し、現在に至る。
設立当初は、国末康魚宅を例会場とし、昭和52年より織物会館2階、同53年より緑雲会館にて開催。その後、昭和58年から織姫公民館、平成14年より足利市地域福祉会館で行っている。2023年矢板市主催の「第24回ともなり文芸まつり」にて松浦金三氏が文芸対象受賞。青木照雄氏が入選。

設立からのあゆみ
1973年5月  栃木県川柳協会の設立に尽力、
毎年度県内並びに近県各地の川柳結社との親交と各種川柳大会への参加、
足利市民文化祭及び足利文化協会等への協力と各種文化団体との交流を
続けている。
1974年    本城雷電神社の例大祭へ奉賛句会を社務所で実施(~1990年)
1982年    国末康魚初代会長が足利市民文化賞を受賞
1985年    国末康魚川柳句集の出版および織姫山頂に句碑建立を記念し祝賀会
1995年      第10回国民文化祭(栃木県開催)にて県内吟社一丸となって協力
12月   通巻300号記念 川柳大会開催・記念大会誌刊行
(金子花泉氏による句集の出版、句碑建立祝賀もかねる)
2002年    金子花泉会長が足利市民文化賞受賞
2004年4月  通巻400号記念 川柳大会開催・記念大会誌刊行
足利文化協会設立30周年記念功労者として朝海正雄氏 表彰
2006年    吟行会の実施(草津温泉)
2007年    国民文化祭文芸祭川柳大会にて常見一蔵氏が特選受賞(福井県)
中島都登夢句集出版記念祝賀会を市民プラザにて行う
2008年    下野新聞社取材により月例会での句会風景が掲載される
2010年    足利文化協会設立35周年記念功労者として常見一藏氏 表彰
2011年    足利市制90周年記念事業として「足利文芸賞」川柳部門へ応募・審査
2012年8月  通巻500号記念 川柳大会開催・記念大会誌刊行
2015年    栃木県芸術祭文芸賞川柳部門にて清水昭子氏が文芸奨励賞を受賞
2016年    織姫公民館主催の「川柳教室」へ講師派遣し受講者を指導
2017年    第27回「太平記の里」全国川柳大会へ参加(太田市)
2018年    第42回全日本川柳熊本大会へ応募、NHK学園第4回誌上川柳大会へ応募
2020年    栃木県芸術祭文芸賞川柳部門にて鈴木三穂子氏が文芸賞を受賞
2021年    矢板市主催の「ともなり文芸祭り」にて岩下佳司氏が準大賞を受賞

令和6年度活動計画(※令和6年3月現在 詳しくはお問い合わせください。)
コロナ感染症も五類移行となり、友好吟社間の交流も次第に増加の傾向となってきましたので、各地の川柳大会へ参加するように会員誘い合って活動していきたいと考えております。

矢印 基本情報

団体名 川柳織姫吟社 芽柳会
代表者 朝海 正雄
電話番号 0284-44-0590
会員数 16名
設立年月日 昭和38年11月
備考