展示部門 工芸
鎌倉彫は、神奈川県鎌倉市特産の彫刻漆器の一つです。鎌倉時代、中国から禅宗が伝来した際、一緒に多くの美術工芸品が輸入され、仏像を作る仏師や宮大工たちが木の器に彫刻を施し、漆を塗り重ねたのが始まりです。香合、茶道具が作られ、鎌倉彫の生活用品が見られるようになったのは明治時代からです。「一陽会」の名称は三橋家が古くから屋号を一陽堂としていたことに由来、昭和27年(1952年)三橋宗家28世三橋鎌山により発足。現在、29世三橋昌山が会長として継承しています。
沿革
1978. 11 鎌倉彫足利展展示100点(ニューミヤコホテル新築落成お祝)
1979. 11 鎌倉彫右山会巡回展 展示作品80点 (通2丁目 八雲会館)
1988. 5 国際ロータリー2550地区大会に於いて会員作品約100点寄附
(ポリオ撲滅運動に参加)
1996. 9 鎌倉彫教授会足利地方展 展示作品102点 市民会館別館 主催・教授会
1998. 11 鎌倉彫一陽会足利教室展 展示作品100点 市民会館別館
2002. 9 鎌倉彫一陽会足利教室有志展 展示作品62点 通2丁目いき街工房
2002. 11 鎌倉彫一陽会足利教室展(鎌倉市姉妹都市締結20周年記念) 展示作品106点
市民会館別館
2004 芸術大教授三田村有純先生による講演会「漆」 鎌倉市プリンスホテル
足利文化協会設立30周年記念功労者として殿岡千賀子氏表彰
2005 鎌倉彫一陽会を東京銀座松坂屋画廊にて開催
2006 研修旅行(川村美術館、佐倉歴史博物館)
2007 新年会・定期総会 帝国ホテル孔雀の間
2009 諸山正則氏による講演会 東京国立近代美術館
2011 鎌倉彫教授会50周年記念展 鎌倉市生涯学習センター
2012 足利市民文化賞を塚越嶋山氏が受賞
2013 第2回足利市立美術館友の会展~塚越嶋山とその仲間たち~ 250点展示
2014 新年会・定期総会 明治記念館
足利文化協会設立40周年記念功労者として小沼包子氏表彰
2015 教授会「朗読の会」俳優 灰地順先生 鎌倉商工会議所
2016 塚越嶋山40周年と写真集出版記念祝賀会 ニューミヤコホテル
2017 第12回鎌倉彫一陽会展を5日間開催(東京美術倶楽部;港区新橋)
2018 鎌倉彫会館創立50周年記念行事「昭和を駆け抜けた工人たち展」(鎌倉彫資料館)
設立からのあゆみ
昭和53年7月1日、みやこ旅館を会場に会員30名で本部の中島右山先生をお招きし、館林教室の分室として始まりました。昭和59年、会員の増加に合せて足利教室として独立し、みやこ旅館新築に伴い、旭町㈱板通と常盤町塚越方に教室を移し現在に至っています。平成11年から市役所ロビーに会員の作品を展示しております。鎌倉市の姉妹都市として少しでも役立ち、伝統工芸品の鎌倉彫が後世に残せたらと思います。
令和6年度活動計画(※令和6年4月現在 詳しくはお問い合わせください。)
令和6年度鎌倉彫教授会創作展
令和7年度教授会創作展テーマ[十二支]
鎌倉彫一陽会会館ギャラリー展
基本情報
団体名 | 鎌倉彫一陽会足利教室 |
代表者 | 塚越 嶋山 |
電話番号 | 0284-41-5794 |
会員数 | 30名 |
設立年月日 | 昭和57年6月 |
備考 |