足利短歌会

矢印 文芸等部門  文芸(短歌)

短歌は「万葉集」初期より作られれおり、長歌や旋頭歌が詠まれることがなくなるにつれ、和歌と言えば短歌を指すようになった。明治以降は与謝野晶子、石川啄木、北原白秋など庶民にも馴染みの歌人が輩出、近年は俵万智「サラダ記念日」以降は固いイメージから解放され、決定的に大衆化した。ツイッターによる短歌の募集、「短歌de胸キュン」という番組、憑依短歌など若者文化にも適応している。

沿革
足利歌壇は、結社意識を越えた集りで1946年から1949年まで続いた。歌誌「難破」の頃より歌会、講演会、吟行会等作歌の勉強を通して親交交流を深めている。1947年より足利地方芸術祭短歌大会に参加、1953年より芸術祭記念歌集を会員自選10首による年間歌集を作成する。この年が足利短歌会発足年となる。年間歌集は1970年の第18集まで発行。代表委員、松葉直助・大藤昌美・赤羽泰造・和田五一郎・三國浄春 等の諸氏の熱意の賜物であります。

設立からのあゆみ
1971年名称を足利歌話会とする。1983年頃より短歌会を新春歌会、夏季歌会、文化祭短歌大会の3回、役員会を大会の前に年3回行っている。1983年より県立図書館と共催で文芸講演会を1997年まで15回開催。
1991年より名称を足利短歌会とする。
1984年より会員による年間歌集作成の運びとなる。1人15首自選を募集し「歌集あしかが」を発行。2003年第20集出版、2003年11月16日、「歌集あしかが」第20集記念祝賀会を永年にわたり御尽力くださった浅野元重先生の御長寿も祝い市民プラザ大会議室にて開催。出席者50名、好天に恵まれ盛会でした。

近年の活動
2004年  足利文化協会設立30周年記念功労者として森貴美氏 表彰
2005年  市民文化祭短歌大会にて講師として横山岩男氏(国民文学)招く
2006年  足利ほたる短歌賞の作品募集、応募作品72首(入選5名、佳作6名)
2009年  新春歌会 出詠者46名 於織姫公民館
2010年  足利文化協会設立35周年記念功労者として田崎かつ子氏 表彰
2011年  渡良瀬短歌賞を募集、応募作品50首(入賞3名、佳作5名)
2013年  合同歌集「歌集あしかが」第30集記念祝賀会(市民会館第二特別室)
2014年  吟行会 秩父方面 21名参加
足利市民文化賞を神谷由里氏が受賞
足利文化協会設立40周年記念功労者として首藤恭子氏 表彰
2016年  夏季短歌会 出詠者48名(市民プラザ)
2017年  第71回栃木県芸術祭短歌部門において田名網順子氏が準文芸賞を受賞
2018年  市民文化祭での出詠者64名、渡良瀬短歌賞の表彰(公募50首)

令和6年度活動計画(※令和6年3月現在 詳しくはお問い合わせください。)

6月   定期総会・夏季歌会  (生涯学習センター)
7月   短歌の紹介  (市民活動センター)
~  7月22日(月)から8月1日(木)まで
8月   短歌の紹介
10月   市民文化祭歌会(あしかがフラワーパークプラザ)
R7.1月  渡良瀬短歌賞コンクール
3月   春季歌会(生涯学習センター)

矢印 基本情報

団体名 足利短歌会
代表者 小野澤 幸男
電話番号 0284-72-3565
会員数 32名
設立年月日 昭和28年5月
備考